Apple iPhoneはやはり特別なブランド力
過去のiPhone製品については、そんなに詳しくありません。だから、完全なるアップル信者ではないので、公平な意見が述べられると思います。それまでは旧型のiPhone 6をしぶとく使っていて、今回も購入を躊躇っていたのですが、発売が迫りその新機能をどうしても体感してみたくなったのと、iPhoneはやはり特別なブランド力があるので、知人や同僚に自慢できますよね。その鼻高々を味わいたくて、購入したのが経緯となります。
まず素直に感じたのは、起動の俊敏さと画面の鮮明さでしょう。
これは、他でも散々語られているので、書くのを躊躇ったのですが、どうしても言いたいのです。この美しさは、他のAndroidではきっと満足できないと思います。私が旧型iPhoneを使っていたので、余計に感じるのもありますが、本当に大満足となりました。
普通に動画サイトなどを観ていると今のスマホはどれでも画面キレイですよね。しかし、動画閲覧を止めて、ホーム画面に戻ると妙な違和感を感じる事ってありませんか？
アプリアイコンとバックの背景に差があって、アイコンがチャチで安っぽく感じるのです。これが、iPhone Xでは微塵も感じないのです。まるで、背景と一体化しているような、とても自然な感じなのです。単なるアイコンをよく見える様に洗練しただけでなく、抜本的な改良をした様に思えてなりません。
期待して通りの音楽再生
個人的に最も楽しみで期待していたのは音楽再生で、これが悪ければどんなに世間が大絶賛のiPhone Xでもすぐに売却しようと決意していました。
長く使っていたiPhone 6、友人や家族の使用していたそれ以降の機種も私的には、音楽再生で不満があったのです。細かいのですが、低音にノイズが乗りやすく、また他のアプリを立ち上げているとさらに感じます。また、ロスレスやハイレゾなどを聴こうとすると、その違いはさらに歴然でとても音楽ファンが納得できるものではなかったからです。
ですが、今回のiPhone Xは驚くほどに音楽再生面で劇的にレベルアップしています。静かな空気感や透明感を感じさせる音楽を聴けば、この新型が単なる電話やネットの専用機ではなく、優秀なDAPだと認識するでしょう。
音楽再生だけで感動したスマホは、今回は初めてです。口が悪い人は、これだけ高額なのだから当然だと思うでしょうが、それでも過去のiPhoneやAndroidも音楽面では、金額ほどの実力がなかったのも事実なのです。
もちろん、内蔵されているスピーカも過去のiPhoneはもちろん、他社のスマホやタブレット史上でも、最高級の音質になっています。ボーっと聴く流すだけでなく、真剣に聴いても、その音質や忠実に再現する能力に驚くと思います。
その他の性能や機能については、私よりも詳しい方もいるでしょうし、検証サイトなども今後はどんどん立ち上がるでしょう。
音楽と画質(映像)をとことん追求したiPhone Xの今回の姿勢に、その基本を突き詰めた事で、改めたiPhoneが凄いと思いましたが、今後はこれと比較されると、他メーカーは相当辛いと思います。だって、スマホで電話やLINEするよりも、今は観る・聴くをメインにスマホを使う人が多いですよね。